

あなたが熱湯消毒した瓶を使うと、せっかくの効果が一瞬で失われます。
ベースとなるのは乾燥カレンデュラの花びらとキャリアオイルです。基本は1:10の比率(花びら10gに対してオイル100ml前後)。煮沸ではなく、清潔に乾かしたガラス瓶を使用し、直射日光を避けて2~3週間漬け込みます。
毎日軽く瓶を振るだけで抽出効率が上がります。簡単ですね。
漬け込み後は茶こしなどで漉して遮光瓶に移します。酸化を遅らせるために冷暗所で保存するのが条件です。
よくある失敗は「加熱しすぎ」「花びらの水分残り」「長期保存しすぎ」です。特に水分残りはカビの原因になり、1週間で腐敗臭が出るケースもあります。これは痛いですね。
また遮光瓶でなく透明瓶を使うと、光酸化で有効成分が大幅に減少します。つまり光も大敵です。
短期間で使い切ることを意識すれば問題ありません。
国内では筑波大学の研究により、カレンデュラエキスが皮膚炎モデルでヒスタミン産生を25%低下させる報告があります。つまり科学的にも「かゆみ抑制作用」が立証されています。
一方、市販オイルには抽出法や添加剤の違いがあり、同じ名前でも成分量が10倍以上違うことも。これは意外ですね。
手作りでは余分な添加剤が入らないため、敏感肌に優しいというメリットがあります。
乾燥肌なら「ホホバオイル」、脂性肌なら「グレープシードオイル」が良い選択肢です。たとえばグレープシードなら皮脂抑制効果があり、ニキビ跡にも有効と言われています。使い分けが条件です。
また、ハーブのブレンドで効能を変えることも可能です。かゆみが強い人は「ラベンダー」や「カモミール」を5滴ほど加えると鎮静作用が働きます。これは使えそうです。
香りを楽しみながらセルフケアできるのも嬉しい点です。
酸化したオイルを塗ると、かゆみが悪化するどころか炎症を招く危険があります。特に酸化臭(クレヨンのような匂い)がしたら即廃棄です。つまり「においチェック」が基本です。
保存期間の目安は冷暗所で約3ヶ月。夏場なら冷蔵庫で保管するのが安心です。
万一、赤みやかゆみが増したら、すぐに使用を中止し皮膚科で相談してください。
最近注目されているのが、常温ではなく「冷蔵熟成法」です。温度4~8℃の環境で1ヶ月かけて花びらを浸すと、酸化を防ぎつつ有効成分を安定抽出できます。つまり長持ちする方法です。
冷蔵庫の野菜室を使うだけで、常温より約20%高い抗炎症効果が得られたという結果も。興味深いですね。
この手法なら、気温が高い夏でも安心して仕込めます。

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