

かゆみ止めを塗れば塗るほど、傷跡が濃く残ることがあります。
韓国は美容大国として知られていますが、皮膚科医がすすめる市販クリームのレベルの高さも際立っています。 日本の薬局ではなかなか手に入らない処方レベルの成分が、韓国の一般薬局(ドラッグストア)で2,000円前後から購入できます。 選択肢が豊富なのは大きな利点です。shinagawa+1
代表的な2種類を比較すると、以下のようになります。fukorea+1
| 商品名 | 主成分 | かゆみへの効果 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ノスカナゲル | ヘパリンナトリウム・アラントイン・デキスパンテノール | アラントインの抗炎症でかゆみを鎮静 | ケロイド・赤み・ニキビ跡に幅広く対応。韓国東亜製薬の医薬品 |
| シカクリーム | ツボクサエキス(マデカソサイド) | 炎症・かゆみを抑え肌バリアを修復 | コスメ(化粧品)タイプが多く、敏感肌や日常使いに向く |
ノスカナゲルは韓国東亜製薬が製造する「一般用医薬品」です。 単なるコスメではなく、医薬品として承認された製品である点が信頼性の高さにつながっています。つまり、成分の効き目には国の審査が入っているということです。
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シカクリームの「シカ(CICA)」は、ラテン語・スペイン語で「傷」「傷跡」を意味する言葉が語源です。 主成分のマデカソサイドは、傷に塗る軟膏にも使われてきた成分で、臨床試験でも皮膚損傷の改善効果が認められています。 かゆみの原因となる炎症を根本から抑える力があります。
かゆみと傷跡、両方をケアしたい場合の基本は「炎症を抑える成分があるかどうか」の確認です。
傷跡がかゆくなるのは、肌が回復しようとしているサインです。 皮膚の新陳代謝が進む過程でヒスタミンが放出され、それがかゆみの引き金になります。かきむしってしまうと、炎症が再発して傷跡がより深く・濃く残るリスクがあります。
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このかゆみのメカニズムに対して、韓国の傷跡クリームは複数の成分で同時にアプローチします。
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日本の市販品でかゆみ止めとしてよく使われる「ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン成分)」は、かゆみを一時的に抑えるのが目的です。 それに対して韓国の傷跡クリームは、かゆみの元となる炎症・乾燥・バリア破壊を根本からケアする設計になっています。これは大きな違いです。
傷跡のかゆみに「かゆみ止めだけ」で対処するのは、根本解決にはなりません。
炎症後の色素沈着(PIH)に悩む方には、トラネキサム酸の入ったクリームや内服薬も韓国・日本どちらでも選択肢になります。 かゆみを抑えながらシミ・色素沈着を同時にケアしたい場合は、成分の組み合わせに注目するのが近道です。
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傷がまだ開いている、またはかさぶたがある状態でクリームを塗るのはNGです。 傷口がふさがる前に塗ると、成分が浸透しすぎて刺激になることがあります。使い始めは「傷が完全に閉じてから」が原則です。
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正しい使用ステップは以下の通りです。
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量のコントロールが重要です。たっぷり塗ればよいわけではありません。 多量に使うと毛穴の詰まりや、逆に肌への刺激になる場合もあるため、薄く・こまめに塗るのが基本です。
かゆみが強い時間帯は夜が多い傾向があります。就寝前にしっかりクリームを塗っておくと、寝ている間の無意識のかきむしりを防ぎやすくなります。かゆみ防止の観点では、就寝前ケアがもっとも効果的です。
⚠️ パッチテストは必ず行う。上腕の内側に少量を塗り、24時間様子を観察してから使い始めてください。 赤み・ヒリヒリ感が出た場合はすぐに使用を中止し、皮膚科を受診してください。
ノスカナゲルは韓国現地の薬局(オリーブヤング、一般ドラッグストア)で12,000〜15,000ウォン(約1,300〜1,600円)前後で購入できます。 これはコーヒー1〜2杯分の価格です。コストパフォーマンスが高い商品です。
日本国内では以下のルートで入手できます。
並行輸入品を購入する際は、製品のロット番号・製造日・パッケージの日本語表記(または韓国語原文)を確認することが重要です。偽造品や変質品が流通することがあるため、信頼できるショップで購入するのが安全策です。
シカクリームについては、CNP(チャアンドパク)やDr.G(ドクタージー)などの韓国ブランドが、日本のコスメショップやLOFT・プラザでも購入できるようになってきています。 国内入手のハードルは年々下がっています。
参考)【2026年最新】韓国ニキビ&跡ケアクリーム13選|CICA…
多くの人は「かゆくなってからクリームを塗る」行動をとりますが、これは実は逆効果になることがあります。かゆみを感じた段階では、すでに炎症が進行しており、かきむしる前にバリアが壊れています。傷跡ケアの観点では、「かゆみが出る前に定期的に塗る」ことが重要です。
これを「予防的塗布」と呼ぶことができます。具体的には、傷跡が完全に閉じた後も、3〜6か月間は毎日1〜2回のペースでクリームを継続することが推奨されています。 傷跡は見た目が落ち着いても、内部のコラーゲン再構築は半年以上続きます。途中でやめると再びかゆみが戻ったり、ケロイドが悪化するリスクがあります。
参考)https://ameblo.jp/ysfirst/entry-12629808505.html
かゆみを感じたときにかくのは自然な反応ですが、かくたびに炎症サイクルが再起動します。 このサイクルを断ち切るために、クリームで「炎症が起きにくい肌環境」を先回りして作っておくことが本当のケアといえます。結論は「先に塗る、続けて塗る」です。
日本の大手製薬メーカーが出している「アットノンEXかゆみ止めプラス」のように、ヘパリン類似物質+抗ヒスタミン成分を配合した国内製品も選択肢になります。 韓国製クリームの入手が難しい場合や、すでに激しいかゆみが出ている急性期には、こうした国内品を一時的に使い、落ち着いたら韓国製クリームに切り替えるという使い分けも現実的な方法です。
参考:ヘパリン類似物質の傷跡への効果と使い方について、医師・薬剤師の視点から詳しくまとまっています。
【医師監修】かゆみを伴う傷跡(きずあと)の対処法|小林製薬
参考:ノスカナゲルの成分・使い方・購入方法について薬剤師が詳解しています。
薬剤師が教える「ノスカナゲル」完全ガイド|note
参考:シカクリームの成分マデカソサイドの効果・含有量・医薬品と化粧品の違いについて記載されています。
皮膚再生を促進?!韓国で話題の「シカクリーム」とは|品川美容外科

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