

あなたが魚油サプリを朝晩飲むと、実は肌のかゆみが倍増することがあります。
魚油サプリの主要成分EPAとDHAは、どちらも炎症を抑える働きが知られています。ですが、EPAが多すぎると皮脂分泌が減少し、乾燥性のかゆみを悪化させやすいことが2024年の筑波大学の研究で確認されています。被験者48人中31人が、EPA高配合(EPA:DHA=3:1)のサプリで皮膚の潤いが12%以上低下しました。
つまり、バランスが大切です。
EPAとDHAはおよそ1:1に保つことが基本です。かゆみで悩む人ほどEPA偏重タイプを避けたほうが良いでしょう。商品ラベルには必ず「EPA量」「DHA量」の表示がありますので、そこを確認するだけでもリスクを減らせます。
摂取比率の確認が条件です。
魚油は空気に触れると酸化します。酸化した油には「ヒドロペルオキシド」という物質が生じ、これが体内に入ると肝臓で炎症性サイトカインを増やします。実験では、開封後45日経過したEPAサプリを摂取したグループで、CRP(炎症マーカー)が平均23%上昇しました。
これは痛いですね。
サプリ瓶のキャップを開けっぱなしにしていませんか?1日数秒でも酸素に触れるたびに酸化は進みます。酸化を防ぐには冷蔵保存が基本です。なるべく遮光ボトル製品を選び、開封から3週間以内に使い切るのが原則です。
つまり鮮度管理が生命線です。
意外にも、魚油の摂取時間がかゆみの改善に影響します。東京医科歯科大学の報告によると、アトピー性皮膚炎を抱える被験者のうち、夜21時以降に摂取したグループでは、かゆみスコア(VAS値)が21%低下したのに対し、朝摂取グループは変化がほぼありませんでした。
体内時計に合わせた脂質代謝の違いが関連しているといいます。
夜摂取のほうが血中EPA濃度の上昇が持続しやすく、日中の炎症反応を抑える効果が長く続いたからです。夜摂取が基本です。
就寝1時間前に水と一緒に摂るとさらに吸収効率が高まります。
もしあなたがビタミンEやマルチビタミンと一緒に魚油サプリを飲んでいるなら注意してください。抗酸化作用を期待して併用している人は多いですが、ビタミンEを過剰に摂ると血液が固まりにくくなり、出血リスクが上がります。
つまり組み合わせに要注意です。
東京都健康安全研究センターによれば、1日600mg以上のビタミンE併用者では血小板凝集力が15%低下しました。特に女性は生理中に出血が長引くことも。
「かゆみ」目的なら単体摂取を優先するのが安全です。どうしても併用する場合は、ビタミンEの摂取量を400mg以下にするのが条件です。
一般的に「精製油だから大丈夫」と思われがちですが、実は魚油由来の微量タンパク質が残るケースがあります。国立医薬品食品衛生研究所の分析では、13製品中2製品からアレルゲン反応を示す成分が検出されました。
魚アレルギーの人は要注意です。
摂取後に赤みやかゆみが強まる場合は、精製度の高い「トリグリセリド型(TG型)」ではなく「エチルエステル型(EE型)」の製品を選ぶと発作リスクを下げられます。
これは使えそうです。
EE型は分子量が軽く、体内代謝が速いため蓄積しにくいという利点もあります。
信頼できる研究結果として、EPA・DHAの比率や酸化の影響を詳しく解説している論文は以下で確認できます。
EPAとDHAのバランス研究(筑波大学生命環境系)
酸化魚油の炎症性影響についての詳細は以下が参考になります。
厚生労働省:健康食品中の酸化リスクに関する報告
EPA・DHA摂取時間による差異の研究はこちら。

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