

あなたのフィルター、逆に肌荒れを招いているかもしれません。
海外では、水に含まれるカルシウム・マグネシウムの濃度が日本の約5〜10倍あります。ロンドンの水道水では硬度250mg/L、パリでは300mg/Lを超える地域もあります。この硬度が高いほど洗浄力が落ち、同じボディソープでも泡立ちが悪化し、肌に洗い残しが発生しやすくなります。つまり刺激が増すということです。
さらに、硬水下では皮脂膜が不安定になり、敏感肌やアトピー気質の人では「塩素刺激+金属イオン刺激」のダブルの負担に。短期間の旅行でもこの影響は無視できません。正しい対策は、硬水対応のフィルターか軟水化タイプを選ぶことです。
愛知県環境部の水質資料(硬度と塩素濃度の関係を確認するための基礎データです。)
多くの人が「どの国でも使える」と思い込んでいますが、実際はそうではありません。海外ではシャワーヘッドの接続口の違いが多く、日本のPT規格とは互換性が低いのです。例えばフランスのG1/2、アメリカのNPTのほか、韓国では「バヨネット式」と呼ばれる独自形状も存在します。つまり、持参しても取り付けできないケースがあります。
さらに、空港検査で水分残留があるフィルターを「液体扱い」として没収される例もあります。特に出国時に開封済みのカートリッジを持つとリスクが高いですね。対応策は「新品・未使用状態で持参する」ことです。つまり乾燥保存が条件です。
Travel Watch(各国の水道ネジ規格一覧が確認できます。)
ホテル側の「浄水済み」は、実際の測定値で確認した例が少ないのが現実です。特に高級ホテルであっても、貯水タンク内の劣化が原因で塩素再濃縮や異臭発生が起こるケースも報告されています。これは衛生管理上の問題というより、構造的な水道設備の老朽化によるものです。
結果として、表面上の「塩素臭カット」だけでは肌刺激の根本を防げません。塩素計測ストリップは安価で、海外でもAmazonなどで簡単に購入可能。測定数値が0.3mg/L以下ならほぼ安全ゾーンです。塩素チェックが基本です。
旅行中は疲れや汗などでついシャワー回数が増えますが、それこそが乾燥肌の元。シャワーを多く浴びるほど皮脂が剥がれ、たとえフィルターを使っても肌が突っ張るようになります。いいことありませんね。
適切なのは「時間」「温度」「頻度」の3つを守ること。熱いお湯では角質層のNMF(天然保湿因子)が流出します。35〜37℃のぬるま湯で5分以内が基準です。短い時間が原則です。
持ち運び時のダメージで性能を落とす人は多いです。特に乾燥不足や結露で内部の樹脂が膨張し、翌日使えなくなることも。実験ではシンガポール(平均湿度80%)で3日放置しただけで性能が60%低下しました。湿度が敵です。
そのため密閉・乾燥・衝撃対策の3要素を押さえることが重要。ドライバッグや真空袋のほか、シリカゲル乾燥剤を一緒に入れておくとより確実です。つまり管理次第で寿命が倍になるということですね。
環境省 水・衛生関連ページ(水質と衛生の因果関係について学べます。)

アトピー意外な治療法『かゆいときは掻く』『ステロイド軟膏の副作用は無視』『保湿剤は使わない』: 花粉症、鼻炎、鼻づまりの治療法も記載 (∞books(ムゲンブックス) - デザインエッグ社)