

カラータトゥーは、黒一色より除去に3倍以上の回数がかかり、総額が100万円を超えることもあります。
タトゥー除去の費用がどれくらいかかるのか、知恵袋やSNSで調べてみると「思ったより安い」という声と「想像の10倍かかった」という声が混在していて、混乱する人が多いのが現状です。その理由はシンプルで、タトゥー除去の値段はサイズ・色・方法・クリニックによって何十倍も差が出るからです。
まず、除去方法は大きく4種類に分かれます。レーザー治療(ピコレーザー等)、切除法(皮膚を切って縫合)、植皮術(別部位から皮膚を移植)、削皮術(皮膚を削り再生させる)、この4つです。それぞれ費用・ダウンタイム・傷跡の残り方がまったく異なります。
| 方法 | 特徴 | 費用の目安(10cm²の場合) |
|------|------|--------------------------|
| ピコレーザー | 複数回必要。傷跡が残りにくい | 1回1.5〜3万円×5〜10回 |
| 切除法 | 1〜2回で終わることも。縫合跡が残る | 1回1.5〜3万円(幅1cmあたり) |
| 植皮術 | 広範囲OK。採取部にも傷が残る | 1回30万円前後〜 |
| 削皮術 | 傷跡が目立ちやすい | 1回10万円前後〜 |
つまり比較が前提です。方法ごとの値段相場を理解してからクリニックのカウンセリングに臨むことが、余計な出費を防ぐ第一歩になります。
また、タトゥーを入れるときと比べて、除去には約10倍の費用がかかるともいわれています。20万円で入れたタトゥーを消すのに200万円かかったという体験談も、決して大げさではありません。これが基本です。
タトゥー除去の値段の種類・方法別まとめ(ziz CLINIC)
知恵袋でタトゥー除去の値段を調べる人が一番多く聞くのが「レーザーで何回で消えるの?総額はいくら?」という疑問です。ここでは、最も利用者の多いピコレーザー治療について、具体的な数字とともに整理します。
ピコレーザーは従来のルビーレーザー・ヤグレーザーと比べて、照射エネルギーの照射時間が極めて短い(1兆分の1秒単位)ため、周囲組織へのダメージが少なく、カラータトゥーにも対応しやすい点が特徴です。現在、タトゥー除去のレーザー治療では最も主流な選択肢といえます。
費用の相場は下の表のとおりです。
| サイズ(面積) | 目安となるモノ | 1回あたりの費用 | 想定回数 | 総額の目安 |
|------------|------------|------------|--------|---------|
| 1〜5cm² | 500円玉サイズ | 2〜3万円 | 5〜8回 | 10〜24万円 |
| 6〜25cm² | 名刺〜タバコの箱サイズ | 3〜5万円 | 5〜10回 | 15〜50万円 |
| 26〜100cm² | はがき程度 | 5〜8万円 | 8〜15回 | 40〜120万円 |
| 100cm²超 | A5サイズ以上 | 8万円〜 | 10回以上 | 80万円〜数百万円 |
実際の体験談では、ピコレーザー10回コースを約64万円で契約し、麻酔代を含めると総額100万円超えになったという事例も報告されています。これは珍しいケースではありません。
施術回数は、タトゥーの色・深さ・インクの量によって変わります。黒一色で浅めの彫りなら5〜7回で薄くなるケースが多いですが、カラーが混じっていたり彫りが深かったりすると、10回を超えることもあります。
また、1回の施術間隔は通常2ヶ月程度空ける必要があります。10回通うとしたら、それだけで約20ヶ月(1年半以上)かかる計算です。治療は長期戦だということですね。
知恵袋の回答でもしばしば指摘されているのが「クリニックの表示価格と実際に支払った総額が全然違った」という問題です。これは悪質なクリニックの話だけではなく、料金体系を事前に把握しておかなかったことが原因のケースも多いです。
主な追加費用のパターンは以下のとおりです。
- 麻酔代(局所麻酔・静脈麻酔): 施術範囲が広いほど麻酔が必要になる。クリニックによって1回あたり5,000円〜数万円が別途かかることも多い。
- 初診料・再診料: 毎回の通院で再診料が発生するクリニックもある。10回通えば無視できない金額になる。
- 薬代・軟膏・ガーゼ代: 施術後の保護・アフターケアに使う消耗品代が別途かかる場合がある。
- 日焼け止め・保湿クリーム: 施術後の皮膚保護として推奨されるが、クリニックが処方するものは市販品より高いことも。
- 回数追加費用: 予定回数で消えなかった場合に追加料金が発生する。コース内に「何回まで」という制限があるかどうかを必ず確認する。
追加費用を含めた総額が想定の2〜3倍になったという声は、知恵袋でも頻繁に見られます。痛いですね。
費用の落とし穴を避けるためには、カウンセリング時に「このサイズ・この色のタトゥーで、麻酔・薬・再診料を含めた総額はどれくらいになりますか?」と書面で確認するのが条件です。口頭だけで「だいたい〇〇万円」という説明を受けた場合でも、必ず後で書面での見積もりをもらうようにしてください。
複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、総額での比較をすることが、最終的に数十万円単位の差になることもあります。これは使えそうです。
タトゥー除去の実例・体験談・費用の落とし穴まとめ(fes-tsukuba.com)
タトゥー除去の値段や回数に目が向きがちですが、施術後のアフターケアを怠ると傷跡が汚くなり、結果的に追加治療が必要になってしまいます。特に多くの人が困るのが「施術後のかゆみ」です。
レーザー照射後の皮膚は「軽いやけど状態」になります。ここが重要です。やけどが治る過程でかさぶたができ、そのかさぶたが剥がれる際にかゆみが出るのは正常な回復のサインです。皮膚内部では炎症反応によってヒスタミンという物質が放出されており、これがかゆみの主な原因となっています。
かゆみが出たときにやってはいけないことは「掻く」ことです。掻いてしまうとかさぶたが無理に剥がれ、色素沈着や傷跡が残りやすくなります。かゆみには冷やす対応が有効で、冷たいタオルや保冷剤をタオルに包んで患部にあてると、皮膚温度が下がってかゆみが和らぎます。
かゆみを含む施術後の適切なケアのポイントをまとめると以下のとおりです。
- 施術後1〜2週間は軟膏を塗布し、ガーゼで患部を保護する
- かゆみが強い場合は患部を冷やし、絶対に掻かない
- 紫外線は回復を妨げるため、日焼け止めや衣服・日傘で防ぐ
- プール・海・激しい運動など発汗を促す行為は1〜2週間避ける
- 睡眠をしっかりとることで成長ホルモンの分泌が活発になり、皮膚の回復が早まる
- ビタミンCやタンパク質を意識的に摂ることも皮膚の再生を助ける
また、施術後数ヶ月経ってからかゆみが出る場合は、治癒の過程で生じる肥厚性瘢痕(傷跡が盛り上がる状態)が原因のことがあります。その場合はクリニックに相談し、傷跡ケア用クリーム(シリコンジェルなど)の使用を検討しましょう。かゆみが3週間以上続く、膿が出る、発熱を伴うといった症状が現れたときは、感染症のサインである可能性があるため早急に受診が必要です。
タトゥー除去後のアフターケアと注意点(ziz CLINIC 医師解説)
タトゥー除去は高額になりやすい治療です。しかし、事前の準備と情報収集次第で、同じ仕上がりでも総支払額を大幅に抑えることが可能です。ここでは、費用を賢く抑えるための具体的な方法を紹介します。
モニター価格・キャンペーンを活用する
多くのクリニックでは、症例写真の提供を条件にした「モニター価格」での施術を実施しています。通常価格より20〜40%程度安くなるケースが多く、条件が合う方にとっては大きなメリットです。ただし、写真の使用範囲(クリニックのHP・SNS等への掲載)について事前にしっかり確認することが必要です。
回数コース(セット割引)を利用する
1回ごとの施術より、5回・10回のセットコースを組む方が1回あたりの単価が安くなることが多いです。ただし、途中でキャンセルした場合の返金規定を必ず確認してください。「残り回数は返金不可」というクリニックも存在します。返金条件が条件です。
「1cm²あたり〇円」よりも「面積帯ごとに定額」のクリニックを選ぶ
1cm²あたりで計算するクリニックでは、広範囲のタトゥーになると料金が青天井に膨らみます。一方、「〇〜〇cm²で一律〇万円」という定額制のクリニックは、面積が大きいほどコストパフォーマンスが上がります。複数箇所をまとめて合算してくれるクリニックも、総額を抑える上で有利です。
複数クリニックで無料カウンセリングを受け、書面の見積もりを比較する
同じタトゥーでも、クリニックによって見積もりが2〜3倍異なることは珍しくありません。最低でも2〜3件の無料カウンセリングを受け、追加費用を含めた書面の総額見積もりを比較することが大切です。「雰囲気がよかったから」「カウンセラーが親切だったから」だけで即決するのは避けましょう。これが基本です。
仕上がりの「目標」を明確にしてから始める
「完全にきれいに消す」のか「薄くなればよい(服で隠せるレベル)」のかによって、必要な回数も費用も大きく変わります。全回数が終わって「まだ色が残っている、もっとやりたい」となると追加費用が発生します。最初のカウンセリングで、どのレベルまで除去したいのかを明確に伝えておくことが、後悔しない治療計画につながります。
タトゥー除去の費用と保険適用についての医師解説(船橋美容外科)