

症状がなければ、VIEW39検査が3割負担の5,000円から一気に15,000円以上の自費になります。
かゆみや湿疹に悩んでいるとき、「血液検査を受けたいけれど、いくらかかるのか不安」という方は多いはずです。結論から言えば、<strong>保険適用で受ければ想像より安く済むのが血液検査アレルギーの値段です。
保険適用(3割負担)での主な費用の目安は以下の通りです。
| 検査の種類 | 保険適用3割負担の目安 | 自費の場合 |
|---|---|---|
| VIEW39(39項目セット) | 約4,290〜5,000円 | 約15,000円〜 |
| RAST(1項目) | 約330円 | 約1,000円〜 |
| RAST(13項目) | 約4,290円 | 約13,000円〜 |
| MAST36(36項目セット) | 約5,000円 | 約15,000円〜 |
上記に加えて、初診料(約2,000〜3,000円)や再診料、処方箋料などがかかります。初めて受診する場合、合計で7,000〜10,000円程度を見ておくと安心です。
1割負担の方なら VIEW39 が約1,700円、2割負担なら約3,400円と、さらに負担が下がります。これは毎月払う通話料程度の金額感です。つまり保険が使えるかどうかで費用が大きく変わります。
ポイントは「症状があるかどうか」です。かゆみ・湿疹・じんましんなどのアレルギー症状が出ている方は、医師が検査の必要性を認めれば保険適用になります。「念のため調べたい」程度では保険が使えず、全額自費になるので注意が必要です。
参考リンク(保険適用の条件と費用詳細)。
アレルギー検査の費用と種類について【血液アレルギー検査VIEW39・RAST】 - 一之江ひまわり医院
「保険が使えるかどうか」は、血液検査アレルギーの値段を決める最も重要な要素です。保険適用になる条件を理解しておくと、受診前に準備ができて安心です。
条件①:アレルギーの症状が出ていること
かゆみ、湿疹、じんましん、鼻水・くしゃみ、目のかゆみ、原因不明の蕁麻疹など、何らかのアレルギー症状が認められる状態が必要です。これが基本の条件です。
条件②:医師が検査の必要性を判断すること
保険診療では、医師が「アレルギーの可能性があり、原因特定のために検査が必要」と判断した場合に保険適用となります。自己申告だけで保険は使えません。診察の際に、いつから・どんな場面で・どんな症状が出るかを具体的に伝えるのが重要です。
条件③:1回の採血で検査できる項目数は上限あり
保険診療では、1回の採血で検査できる特異的IgE項目数は原則13項目までという制限があります。VIEW39はこのルールの例外として認められた特別なセット検査です(39項目を13項目分の費用で受けられる仕組みです)。
上記3条件を満たせば保険適用です。受診前にメモを作っておくのが近道です。症状の出た日時・状況・頻度を記録しておくと、医師の判断材料になります。
この記録を診察時に提示するだけで、医師が判断しやすくなります。結果として保険適用の可能性が高まり、値段を抑えられます。
参考リンク(保険適用条件の詳細解説)。
【医師監修】アレルギー検査の費用は?保険適用となる条件 - 芦屋甲南クリニック
一口に「血液検査アレルギー」といっても、検査の種類は複数あります。値段だけでなく、何を調べるかが変わります。かゆみの原因を正確に特定するために、違いを把握しておきましょう。
🔬 VIEW39(ビュー39)
花粉・食物・ダニ・カビ・ペットなど、アレルギーの原因になりやすい39項目を一度の採血で調べられるスクリーニング検査です。「何が原因かまったくわからない」という場合に最適です。2015年から保険点数が新設され、13項目分の費用(約5,000円)で39項目を調べられるコスパの高い検査になっています。
食物アレルゲン20種類(卵・牛乳・小麦・大豆・そばなど)と吸入アレルゲン19種類(スギ・ハウスダスト・ネコ・犬など)をまとめて検査します。これは非常に便利ですね。
ただし、食物アレルゲンの信頼性は吸入アレルゲンより低い点には注意が必要です。食物の項目が陽性でも、実際には食べても症状が出ないケースが多いため、結果だけで食事制限を決めてはいけません。
🔬 RAST(ラスト)・特異的IgE検査
200種類以上のアレルゲンの中から、気になる項目を自由に選んで調べられる検査です。「ネコアレルギーかもしれない」「特定の果物を食べると口がかゆい」など、原因にある程度目星がついている方向けです。1項目あたり330円(3割負担)で、最大13項目まで1回の保険診療で検査できます。
🔬 MAST36(マスト36)
36項目のアレルゲンを調べる別のスクリーニング検査です。VIEW39と調べる項目が一部異なり、医療機関によってどちらを採用しているかが違います。費用は同じく3割負担で約5,000円が目安です。
参考リンク(VIEW39の項目と費用の詳細)。
アレルギー検査39種類セット「VIEW39」の項目や費用について解説 - 一之江ひまわり医院
血液検査の結果が出ても、「クラス3って何?」「数値が高いほどひどいの?」と戸惑う方が多いです。実は、クラスの高さと症状の重さは比例しないという事実を知っておくと、結果に振り回されなくなります。
📊 クラス判定の基本
血液検査アレルギーの結果は、アレルゲンに対するIgE抗体の量によって、クラス0〜6の7段階で表示されます。
| クラス | 判定 | 目安 |
|---|---|---|
| クラス0 | 陰性 | アレルギーの証拠なし |
| クラス1 | 偽陽性(グレーゾーン) | わずかに反応あり、症状は出にくい |
| クラス2 | 陽性 | アレルギーの可能性あり |
| クラス3 | 陽性 | アレルギーの可能性が高い |
| クラス4〜6 | 強陽性 | 大部分の方でアレルギー症状が誘発される |
クラス2以上が「陽性」の基準です。ただし注意点があります。
クラスが高くても症状が出ない人がいます。
逆に、クラス1〜2でも強い症状が出る人もいます。IgE抗体があっても「感作されている状態」であるだけで、実際にアレルギーと診断されるには、症状との一致が必要です。
また、陽性反応の約50〜60%は偽陽性の可能性が指摘されています。特に食物アレルギーでこの傾向が強く、クラス3でも実際に食べて問題ない方は珍しくありません。数値だけ見て自己判断するのは危険です。
かゆみやじんましんが繰り返し出る場合、じつは7割が「特発性じんましん」と呼ばれる特定のアレルゲンが原因ではないタイプです。血液検査で陰性が続いても落胆せず、医師と相談しながら治療の方針を決めることが大切です。
参考リンク(クラス判定の解釈について)。
アレルギー検査について(IgEクラスの見方)- アレルギーポータル
同じ血液検査アレルギーでも、受ける診療科や受診のタイミングによって値段の総額が変わるという事実は、あまり知られていません。かゆみを抱える方が賢く検査を受けるためのポイントをまとめます。
🏥 診療科別のおすすめ
💡 受診前の「1つの行動」で値段が変わる
症状の日時・状況・頻度を記録したメモを持参すること。これが医師の判断を助け、保険適用を確実にする近道です。口頭で「なんとなくかゆい」と伝えるだけより、記録があるほうが明確に症状を伝えられます。
📱 受診前に確認しておくこと
医療機関によってはVIEW39を実施していない場合があります。事前にクリニックのウェブサイトや電話で「VIEW39の血液検査アレルギー検査を受けたい」と確認するのが安全です。また、結果が出るまでの日数(通常1〜2週間)も施設によって異なります。当日結果が出る「ドロップスクリーン」検査を導入しているクリニックであれば、1回の受診で診断から治療方針まで決めることができ、時間の節約にもなります。
🔍 219項目検査について
最近、219項目を一度に調べる「ImmunoCAP ISAC」という検査が話題です。ただし、この検査は現時点では原則として保険適用外となるケースが多く、全額自費で数万円〜10万円を超えることもあります。通常のかゆみ調査であれば、まずVIEW39(39項目)からスタートするのが費用対効果として賢明です。
参考リンク(診療科別の選び方)。
アレルギー検査の費用と種類は?保険適用から病院選びまで専門家が解説 - 東京ビジネスクリニック